健康的なバターvsマーガリンの危険性【徹底比較】
知っているようで知らない、バターとマーガリンの違い。
あなたはバターとマーガリンの明確な違いをご存知ですか?
実はこの両者、似ているようで全く異なる食品なんです。
では、具体的にバターとマーガリンはどのような点が異なるのでしょうか。
今回はそんな疑問にお答えするべく、様々な角度から徹底的に比較してみました。
・意外と健康的なバターとマーガリンの危険性
動物性油のバターと植物性油のマーガリン。
「動物性」「植物性」と聞くと、なんだか植物性の方が身体に良いイメージを抱きがちですが、実は全く反対なんです。
生乳から作られるバターにはビタミンA、D、E、Kやミネラルを豊富に含み、生乳から作られるだけあってカルシウムも含まれているので、意外と健康的だと思いませんか?
一方で、マーガリンには身体に悪いトランス脂肪酸が含まれています。
・マーガリンに含まれるトランス脂肪酸とは?
マーガリンが健康に悪い一番の理由はトランス脂肪酸にあります。
トランス脂肪酸を摂取すると、悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減ってしまい、様々な病気の原因になると言われているのです。
バターにはこのトランス脂肪酸が一切含まれていないことから、健康的なバターと危険なマーガリンという比較が行われているんですね。
・バターとマーガリンのカロリーは大差なし
では、カロリーの違いについてはどうでしょうか。
動物性油という、いかにも高カロリーのイメージに繋がりやすいバターと植物性油のマーガリン。
実は両者共に同じぐらいのカロリーで、含まれる脂肪分も全体の約80%となっています。
・豊かな風味こそがバターの人気を支える
バターが根強い人気を誇るのは、なんと言ってもマーガリンに優る味や風味ではないでしょうか。
最近は良質なグラスフェットバターや、グラスフェットバターを精製して作られたギーを使ったバターコーヒーブームも後押ししていて、バターの人気がますます高まってきています。
シリコンバレーで活躍する有名起業家から広まったバターコーヒーは健康に良く、すぐに効果を実感する方が続出しているので、日本でも芸能人がテレビやSNS等でバターコーヒーを愛用していることを公言していますよね。
動物性油のイメージから敬遠していた方達も、健康的なバターを見直されているのです。
唯一、マーガリンと比べて値段が高い点がバターの惜しいところでしょう。
本当は風味豊かなバターを買いたくても、経済的な事情からマーガリンにせざるを得ないという方も少なくないようですね。
それでも、より高価なグラスフェットバターやギーが大人気になっていることからも、多少値が張っても良質なバターを手に入れたいと考える方が増えている現状が見えてきます。
以上、バターとマーガリンの様々な角度から比較してみました。
価格が高いという唯一の弱点があるバターですが、健康面や味、風味においてマーガリンより優れている為、多くの方に支持されているのも納得ですね。
もし、あなたが普段マーガリンを選んでいるのでしたら、たまにはちょっとだけ贅沢してバターを選んでみてはいかがでしょうか?